
コペルプラスの利用を検討してるけど、実際通った人の感想を聞いてみたいな…。
そんな方に向けて、今回は息子と一年半コペルプラスに通った感想を書いてみました。
検討するうえで参考になれば幸いです!
コペルプラスに通って良かったこと
まずはコペルプラスに通って良かったことを挙げてみたいと思います!
子供が楽しく通えた
コペルプラスではどんな小さなことでもできていることを褒め、意欲や能力を伸ばすというスタイル。なので、行くたびに息子も親もたくさん褒めてもらって、自信をつけることができました。長期休みで上の子も連れて行ったときは、上の子のこともめちゃくちゃ褒めてくれました。笑
親もペアトレ(ペアレントトレーニング)などで成長できた
コペルプラスの「できていることを認め、意欲を伸ばす」というスタイルは、発達障害をもつ子どもや親にとってとても大切です。
できないことや苦手なことが目立つので、叱ることや注意することが多くなりがちですが、自分がその立場になってみたらどうでしょう。
自分なりにがんばっているのに、毎日注意ばかりされて、褒められることがない。悲しくて悔しくて、「がんばろう」という気持ちも湧いてこなくなってしまうのではないでしょうか。
コペルプラスに通ったことで、子供がいまできていることによく気づき、認める・褒めることができるようになりました。


普段のレッスンでの先生たちの声かけも「そんなことでも褒めていいんだ!」と参考になりましたし、コペルプラスで実施しているペアレントトレーニングで学ぶことも、やはり「子供たちはがんばっている」ということに親が気づけるような内容でした。
ペアレントトレーニングは保護者のみで参加するプログラムで、うちが通った教室では、月に一度行われる子供たちの小集団レッスンの際に並行で行われていました。
コペルプラスを利用される際は、ぜひ活用してみてください。
園訪問してもらったことで、園の先生の態度が変わった
コペルプラスに限らず、児童発達支援サービスの範囲で、園訪問をしてもらうことができます。
保育所等訪問支援とは別モノです。保育所等訪問支援のように継続的に行くわけではなく、あくまで単発で訪問してもらうことになります。
療育の先生が、普段通っている保育園や幼稚園を訪れ、どんな風に過ごしているのか、どんなことに躓いているか、困っているかなど、様子を見て、療育のプログラムに取り入れたりするのです。
園での困りごとが減るよう、療育プログラムに反映してもらったことも助かりましたが、行ってもらって良かった点は、「園の先生の、子供に対する見方が変わった」ことです。
この「園訪問」の範囲では、園の先生に指導や助言などはしないことになっているのですが、「共有」という範囲で、息子の特性について先生に話をしてくれたのではないかと思います。
息子に限らずASDの特性として、「とても真面目で、理解・納得できたことはきちんとやろうとする」ということがあります。
それまでは「他の子はできることができない、困った子」というように思われていると感じていたのですが、園訪問をしてもらった後は、息子のことを「真面目」「がんばっている」と言ってくださることが増えました。


毎日通う園の先生が、息子に対して理解的な目で見てくださるようになったことは、息子にとっても私にとっても大きな救いになりました。
コペルプラスに通って不満だったこと
次に、コペルプラスに通って不満だったことをご紹介します。
レッスンをする先生は有資格者とは限らない
コペルプラスでレッスンをする先生になるのに、言語聴覚士や作業療法士、保育士、心理士などの資格は必須ではありません(児童指導員任用資格を除く)。
レッスンをする上で研修は受けていらっしゃるので、プログラムの実施自体は問題ないのですが、子どもが問題行動をとったときなどの対応については、先生によって大きな差があると感じました。
この点について感じたことは、「辞めた理由」の方に詳しく書きます。
決して叱らない方針
コペルプラスではとにかくできたことを褒めてくれる一方、悪いことをしたときに先生が叱る・注意をすることはありませんでした。一年半通ってて一度もです。すごくないですか?^^;
息子に問題行動がなかったわけではありません。課題をやらない、座らない、椅子に危ないすわり方をする…くらいならまだいい方。先生としては「興味を持たせるようなレッスンをできていないことに問題があるので、私たちの責任です」とのこと。なるほど、それについてはそういう考え方もあるのかなと思ったのですが。。
先生が持っているフラッシュカードや、先生をたたいたり、お友達に嫌なことをしてしまったときにも叱ることはありませんでした。お友達への時はさすがに身体的に止めてはくれましたが…。
その場に居合わせて見ているのに注意しないのはあり得ないと思い、部屋から出てきたタイミングで私が注意していましたが、コペルプラスさんの方針としては私も叱らない方が良かったのか?何も言われなかったということは、親が注意すればいいと思っていたのか?今思えば直接相談すればよかったと思うのですが、モヤモヤしていました。
しかも療育中は個室の中にいるからすぐには叱れないので、時間差で叱っても息子には響いていないと感じました。
モノや人に乱暴なことをしたときには、すぐに注意してほしいと思いました。
コペルプラスを辞めた理由
コペルプラスは、普段子供たちが先生と個室でレッスンをする間、親は電気を消した部屋で、マジックミラー越しに見学することになっています。
ペアレントトレーニングを実施する際は親がいる部屋を明るくして行いますが、そうすると子供たちの個室から親のいる部屋の様子がよく見えてしまうんですね。親が見たくて気が散ってしまう子もいます。
なので、あるペアトレの日、先生の一人が子どもたちのレッスン部屋に目隠しをしました。子供たちが部屋に入り、療育が始まった瞬間に。
事前に告知されていなかった息子はパニックになり、「お母さんが見えない!」と叫んでいました。気持ちが崩れ、その日のレッスンがボロボロだったのは言うまでもなく、その後もペアトレが無い日でもレッスンが始まるときに「お母さんが見えなくなっちゃうよ!」と個室に入るのをこばむようになりました。
個別でのレッスンはよくできるようになっていたため、同学年の男の子とレッスンするようになっていた息子。その子もいるので、息子の渋りに長々とは付き合っていられず、大丈夫大丈夫~という感じで半ば無理やり部屋に入れられて療育スタートする、と言うのが常になりました。
そのような状態で始めても落ち着いて受けられるはずはなく…荒れてプログラムをやらない、お友達にいじわるをする、先生を叩くなどの問題行動を連発。しかし先生からの注意は無し。私が叱り、息子はますますやる気を失う…という悪循環に。
レッスン中は問題行動があるので目が離せないし、前後も入れ替わりがあるので落ち着いて先生に相談するタイミングもなく、親子ともども苦痛な日々が続きました。
4月から上の子と同じ習い事をさせてみたいと思っていたこともあり、年度末近くに辞めたいという旨のメールをしました。契約上の告知期間の定めもあるので、月末か年度末まではがんばって通おうかと思っていたのですが、「辛ければもう終了でもいいですよ」と言われ、お言葉に甘えることにしました。
今思えば、早いうちに電話やメールでも相談すれば良かったなと思いますが、そもそものきっかけとなったペアトレの日…特別支援に知見のある先生なら、予告もせずあんなことしなかったのでは?という思いは禁じえません。
また、その後の療育の開始時の対応も、有資格者の先生ならもうちょっと違ったのではと思ってしまいました。
もちろん信頼できる先生もいましたし、その先生が異動でいなくなってしまったことも辞めた理由として大きかったです。
コペルプラスを検討する際の注意点
コペルプラスは直営教室だけでなく、フランチャイズでも多くの教室を展開しています。
そのため、教室によって質や方針に差があることもありますので、実際に検討されている教室の口コミを調べたり、見学したりしてお子さんにあっているか確かめてみてください。
まとめ
不満だった点も書きましたし、最後は残念な形で辞めることになってしまいましたが、通ったことは間違いなく我が家にとってプラスになったと思っています。
どこの療育に通うにしても大事なのは、親もある程度「発達支援の知識」を持っていること。
そうでないと、不適切な対応があったときに気がついたり、先生を変えてもらう・教室を変えるなどの適切な対応をとることができません。発達支援に関連する本を何冊か読んでみることがオススメです。
私が100冊以上読んだ中で厳選したオススメ本を、こちら↓の記事でご紹介しています。
よろしければ、ぜひ読んでみてくださいね。

